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iPhone15ProMaxを約2か月使ってみて感じたこと

2023年12月4日

10月にiPhone15ProMaxを購入して約2か月が経過したので、iPhone14ProMaxから乗り換えて感じたことを書きたいと思います。

チタンフレームはやっぱり最高だった

今回の乗り換えの一番の動機だったチタンフレームですが、やっぱり軽さは正義でした。普段胸ポケットにiPhoneを入れて仕事しているのですが、明らかに肩こりが減ったのと、ネットサーフィンでの手首の負担が激減しました。間違えてiPhone14ProMaxを手に取ったときはこんなに重たかったのかと驚きます。

また、チタン外装になったことによりカメラ機材としての高級感が上がったように思います。90年代のチタン製のフィルム高級コンパクトカメラに通ずるものがあり、良い道具を使っている感がすごいです。

写真好きのための密かな改良が色々盛り込まれている

iPhone14ProMaxのメインカメラの画角は24mmもしくは48mmの固定で、中間で撮りたい場合はズームバーを調整して途中で止める必要がありました。

iPhone15ProMaxではメインカメラの起動時のデフォルトの画角を24mm/28mm/35mmの中から選ぶことができるようになり、スナップの表現の幅が広がりました。

ズームバーにも28mm/35mmの画角が追加されている

スナップでの画角は好みが分かれると思うので一概にどの画角が良いとは言えませんが、私は24mmはスナップには広すぎると感じていたのでとてもうれしいアップデートでした。

また、選択肢が増えたことでその日の気分で単焦点レンズを付け替えているかのような感覚になれます。

24mm標準レンズ
28mmクロップ
35mmクロップ

ちなみにスナップシューターでおなじみのRICOHの歴代GRシリーズは28mm、富士フィルムのX100シリーズは35mmの画角なので、スナップメインで撮影している人にはなかなか使い勝手の良いアップデートだと思います。

デフォルトの画角を35mmなどに設定していてもワンタップで24mmに変更は可能なので少し広く撮りたいなという時でも対応できます。

メインカメラの画質自体はiPhone14ProMaxから大きな変化は無いようですが、依然としてスマホカメラとして最高水準にいることには違いないです。

iPhone13ProMax以前の12MPセンサーと比べると、解像感の違いに驚くこと間違いないです。48MPセンサーの実力については以前の記事をご覧いただくと素晴らしさがわかるかと。

また、画角の変更以外にも、通常撮影時でも自動で深度情報を取得して後からポートレート処理ができるようになりました。(48MPモードでは駄目なようですが。)

望遠カメラについてはセンサーサイズが大きくなったのと、テトラプリズムレンズの素性が良いのか望遠カメラでの画質が大幅に向上しました。

質感がiPhone14ProMaxまでのべた塗り感が減ってしっかりと写真としての画作りに進化しているなという感想です。

120mm望遠レンズ

動画性能がさらにさらに向上して撮影機材としての魅力が上がった

以前からProResに対応するなど動画性能が高かったProモデルですが、iPhone15ProMaxではさらに動画性能に磨きがかかりました。

具体的には、

・USB-C接続での外付けSSDに対応したため、大容量の動画データを容量を気にせず撮影することができるようになった。

・望遠カメラの動画画質が大幅に良くなった。

・4K60P撮影時に超広角、広角、望遠のレンズ変更が可能になった(重要!)

・内臓マイクの音質が良くなった(重要!)

個人的にはライトニング端子がわりと好きだったため今回のiPhone15で話題になったUSB-C化はあまり興味がもてませんでしたが、外付けSSDが使えるようになったのは素晴らしいです。普段の写真などはiCloudに保存して、長尺の動画はSSDで撮影すると考えると最小容量モデルでも全然問題がないですね。

望遠カメラはiPhone14ProMaxの77mmから120mmに変更になったこともありますが、センサーサイズの拡大も併せて望遠性能が大幅に良くなりました。手振れ補正もものすごく効くので、こどもの行事なんかでは重宝するかと思います。これもうハンディカムいらないです。

4K60P撮影時に超広角、広角、望遠のレンズ変更が可能になった件については、iPhone14ProMaxでもフルHD60Pもしくは4K30Pでは可能だったのですが、4K60Pになった途端に切り替えができなくなる仕様でした。iPhone15ProMaxでは動画を切らなくても切り替えができるようになり非常に使い勝手が良くなりました。

内臓マイクの音質なのですが、以前までのiPhoneではこもっているわけではないけど高音域が少しカットされて生々しさが足りない印象だったのが、iPhone15ProMaxでは外付けのコンデンサーマイクのような高音がしっかり入った音質に変化しました。あまりマイクの音質について書かれている記事は見つからなかったのですが、個人的には画質よりも大事なことだと思うので嬉しい改良でした。今度楽器の録音比較でもやってみたいと思います。

乗りかえをおすすめする人は?

・iPhone14ProMaxを使っていて重量に嫌気がさしている人

・画角変更、望遠性能に魅力を感じる人

・より動画性能を追求したい人(音質含む)

・チタンフレームに魅力を感じる人

・USB-Cじゃないと嫌な人

・iPhone13ProMax以前の機種を使用している人

逆に上記以外の違いはほとんどないため、当てはまらない人は乗りかえは控えて来年のiPhone16Proの登場を待ったほうが良いかと思います。

追伸 iPhoneでバイオハザードをやりたい人もiPhone15Proに乗りかえましょう!

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