前回の記事「iPhoneの48MPカメラってデジタル一眼と比べてどうなの?」で、α7M4をお借りできるかもとお伝えしましたが、無事お借りできたので少しご紹介します。
α7Ⅳって何者?
SONYが発売しているフルサイズミラーレス一眼デジタルカメラで、2013年に初代α7が発売され、その後α7Ⅱ(α7M2)、α7Ⅲ(α7MⅢ)と順当に進化、α7Ⅳは2021年12月に発売されました。
α7シリーズには他に高画素特化型のα7Rシリーズ、高感度写真、動画用に画素数をあえて落として高感度耐性を強化したα7Sシリーズがありますが、今回お借りしたのは両方のバランスが取れた無印シリーズとなります。
お値段は約30万円ほどと高額ですが、2022年にヨドバシカメラで一番売れたカメラはα7Ⅳらしいです。
フルサイズミラーレスとは?
デジタルカメラを調べているとフルサイズという言葉をよく聞くかと思いますが、簡単に言うとプロのカメラマンなんかがよく使っている高画質なデジタルカメラの光を受け取るセンサー部分(撮影素子)のサイズのことです。光を受け取る受光部が大きいので非常に高解像度、階調豊かな写真が撮れます。
ようはプロが使えるレベルの機材ということですね。
ちなみにiPhone 8、iPhone Xまでのセンサーサイズは1/2.9インチと、この図の一番小さいセンサーより小さいセンサーサイズでした。
デジタルカメラの画質はセンサーサイズとレンズの品質で大体決まってしまうのですが、最近では画像処理エンジンの進化でそれぞれの差が縮まってきている感じがします。
一緒にお借りしたレンズは「SELP1635G」FE PZ 16-35mm F4 Gです。
お借りしたα7Ⅳに組み合わせてもらったレンズは同じくSONYの「SELP1635G」です。
VLOG用途などで使いやすいように16mm始まりで電動のパワーズームがついたレンズで、お値段は18万円程となかなか高級なレンズです。
しばらくコンデジやiPhoneで遊んでいたので気づかなかったのですが、最近はミラーレス用のレンズでも広角16mmとかのレンズが増えてきていますね。それだけ動画用途の需要が大きいのでしょうか。
少し使ってみた感じではズームリングでの手動の調整もやりやすくてパワーズームの動きも滑らかですごく使いやすいレンズでした。
室内でも屋外でも16mmは使いやすくて良いですね。ペットの動き回る姿も動画に収めやすいです。
そんな良いカメラ借りてなにするの?
はい。僕には完全にオーバースペックなカメラなんですが、最近のiPhoneはフルサイズの一眼カメラにどれだけ迫っているのかを知りたくてお借りしました次第です。
先日、僕の待望のiPhone15ProMaxが届いたので次回の記事ではiPhone15ProMaxとα7Ⅳのカメラ画質の比較検証を行います。
iPhone15ProMaxのセンサーサイズは1/1.3インチと、ひと昔前のiPhoneよりはかなり大型のセンサーを搭載していますが、画質面でフルサイズ一眼にどれだけ迫れるのか非常に楽しみです。
では!