前回の記事「iPhone15ProMaxとフルサイズミラーレス一眼のカメラ画質を比較してみました。その1」をご覧いただきありがとうございました。
続いて今回は晴天時のビルの撮影比較です。
写真はiPhone8(12MP)→iPhone15ProMax(48MP)→SONY α7Ⅳ(32MP)+SELP1635Gの順番で掲載しています。
ブログ用にサイズは圧縮されているのでご了承ください。
全て適正露出で撮影してますが、α7Ⅳだけ暗めですね。iPhoneは明るめに露出補正がかかるようです。
続いてビル上部を拡大して比較してみます。
やはりiPhone15ProMaxの解像力凄いですね。iPhone8時代からのハードウェアとソフトウェアの進化が感じられます。
ただ、α7Ⅳが全体の陰影がしっかりしてシャープネスの弱い優しい写りなのに対してiPhone15ProMaxは陰影が弱くシャープネスも強めで若干不自然な写りになっています。
このあたりはProRawで撮影してRAW現像することで近づけることはできると思いますがLightroomで現像した感じでは解像力が少し落ちます。HEIF撮影とRAW現像での違いは後日比較記事をアップしたいと思います。
続いてビル下側の日陰部分の比較です。
こちらもiPhone8からの進化が凄まじいですが、α7Ⅳの自然な写りに比べるとiPhone15ProMaxの加工感が強いですね…。
ただ、あの薄い筐体のカメラでここまでフルサイズ機に近い写りに進化したのは本当に技術の進歩を感じて嬉しくなります。数年前だったら考えられなかったですね。
最後にテトラプリズムレンズを採用したiPhone15ProMaxの120mm望遠レンズの作例を載せたいと思います。
夕陽に対しての逆光での撮影です。
ブログ用に圧縮されているので少し粗く見えますが、iPhone14ProMaxの77mm望遠レンズより繊細に写るようになりました。これなら高級コンデジで撮影したと言われてもわからない画質だと感じました。動画での手振れ補正も素晴らしいので運動会などの撮影では活躍しそうですね。
次回は暗所での比較、4K動画での切り出し画質比較の記事をアップしたいと思っていたのですが、機材の返却期限が来てしまったので検証はこれまでとしたいと思います。
またフルサイズのミラーレスをお借りする機会があれば色々検証します。
最後までお読みいただきありがとうございました。